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在宅ワークの選び方① ~求人情報の見方 前編~

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在宅ワークの場合、普通の仕事とはまた違ったところに注意して仕事を選ぶ必要があります。

私が普段在宅ワークの仕事を探す際に、求人情報のどこに注目して見ているかをここではご紹介したいと思います。

在宅ワークの求人情報の見方

今回は、求人情報の中でも給与・報酬仕事内容、勤務期間についての、在宅ワークならではの見方や注意点についてお話ししたいと思います。

給与・報酬

在宅ワークの多くは出来高制のため、一般の仕事のような時給制の仕事とは報酬の仕組みが大きく違います

その違いによって求人情報を見るポイントも変わりますので、具体的にご紹介したいと思います。

時給か出来高制か

在宅ワークには出来高制の仕事が多いのが特徴です。

出来高制とは、時給のように働いた時間あたりの報酬ではなく、自分がこなした仕事の分だけ報酬がもらえる仕組みです。

ちなみに出来高制の仕事は業務委託になります。

業務委託というのは企業と雇用関係を結ばずに、「個人事業主として働く」ということになり、雇用契約を結ぶ普通の仕事とは大きく異なります

※業務委託、出来高制については下記の記事にて解説しています。

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一部、在宅でできる仕事でも雇用契約のものもあります。その場合は時給制になります。

時給制か出来高制かというので、雇用の形が大きく変わりますので、今見ている在宅ワークの求人はどちらにあたるのか、という点は求人情報を見て必ず把握しておきましょう。

単価または時給がいくらか

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在宅ワークでは多くの仕事が業務委託で出来高制の仕事になります。

出来高制の仕事は、仕事により一件〇〇円と単価が決まっていて、自分がこなした件数×単価〇〇円=報酬になります。

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトでは、出来高制の仕事の場合、多くは単価がはっきりと求人情報内に提示されています

しかし、リクナビ、バイトルなどの一般の企業ホームページ上での求人情報の場合、出来高制の仕事は求人情報に単価が書かれていないことも多いです。

というのも上記のサイトからの募集の場合、仕事をしてくれる人をとりあえず募集して業務委託契約をし、具体的な仕事については後から紹介されるかたちを取る場合もあるためです。

実際に行う仕事内容によって単価という仕事一件あたりに対する報酬の金額が変わりますので、いろいろな仕事内容があって全部は書ききれなかったり、

またどの仕事を担当するか、求人に応募した時点では決まっていない場合は単価が決まらず、報酬がはっきりしない状態であるため、求人情報上に単価を記載していないのです。

どれくらい稼げるか

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時給制の仕事についてはほとんどの求人情報に時給の記載があり、一日あたりの収入について計算できます。

一方出来高制の仕事の場合、たとえ単価の記載がある場合でも仕事内容や処理速度でもらえる金額が変わってきますし、一日あたりの収入については実際やってみなければわからないところがあります。

とはいえ、やはり単価が分かるほうが計算がしやすいので、

もし単価の記載がなく、どれくらいの単価の仕事か気になる場合は、問い合わせ先に連絡し、単価がだいたいどれくらいになるか聞いておくことをオススメします。

そして仕事内容を見て、自分が1日にこなせる量を想像し、どれくらい稼げそうか判断しましょう。

一日、一時間あたりの収入の目安などが求人情報に書かれているケースも多いので、それらの情報を仕事選びの参考にすることもできます。

しかし、その目安はあくまで目安であり、割と高めに設定されていたりして、自分には当てはまらないことも多いため注意しましょう。

作業スピードが遅めの私の場合、目安として提示されている金額の半分くらいしか稼げなかったことも多々あります(泣)

仕事内容

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在宅ワークは出来高制の場合、やりたい仕事内容であるかはもちろん、時間をかけずにできそうな仕事であるか、単価に見合う仕事内容であるかどうかも考える必要があります。

時給制の仕事の場合は、かけた時間だけお給料がもらえるので、やる気さえあれば十分お仕事できるかと思います。

しかし、在宅ワークで出来高制の場合は仕事量によって報酬が決まりますので、

仕事をこなすのにあまりにも時間がかかってしまったり、単価に見合わない仕事である場合、収入が少なくなってしまって続かない、続けたくないと思うようになってしまいます。

この点は時給制の仕事と大きく異なる点になりますので仕事を選ぶ際に注意しましょう。

実際自分がその仕事をすることを想像し、単価の記載がある場合は単価に見合う仕事内容であるかどうか、自分は一時間あたりどれくらいの量をこなせそうかなど、把握しておくことが重要です。

勤務期間

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在宅ワークは業務委託の場合、一回きりの仕事、短期の仕事が比較的多いですが、長期契約を結ぶものも中にはあります。

一年以上の長期契約を結ぶものは、業務委託の場合、一旦長期で業務委託契約をし、その期間の中でお仕事を幾度か紹介してもらえる仕組みになります。

ただし、長期契約をし、お仕事を紹介してもらえたとしても、そこから仕事に応募し、応募者の中から採用される必要がある場合も多いです。

そのため上記のように長期で契約した場合でも、途切れることなくお仕事をもらえるわけではないことが多いです。

お仕事をもらえる頻度など、気になる方は仕事依頼の詳細についても事前に確認しておきましょう。

また、在宅ワークをいくつか掛け持ちしている場合、それぞれの仕事の勤務期間について把握できていないと、仕事を詰め込み過ぎて仕事の締め切りに間に合わない可能性があります。

選考期間はどれくらいで勤務開始日はいつぐらいになるか等についても、求人情報に記載があれば把握しておきましょう。

まとめ

在宅ワークで出来高制の仕事の場合、仕事内容と単価を一緒に見て、ちゃんと稼げそうな仕事であるかどうか見極める必要があります

自分に合わない仕事や割に合わない仕事の場合、時給換算して400円にも満たない場合もあります。

割に合わない仕事を選んでしまわないように、様々な求人情報の中から吟味し、よく考えて仕事を選びましょう。

とはいえ求人情報だけではわからない部分も多く、不安な点は問い合わせて確認することも必要になります。

また、選考を進める中で仕事内容の詳細について聞いたり、実際の仕事に近い内容のテストを受けたりする機会などがあれば、後々自分に合う仕事かどうか判断がつくことも多いです。

求人情報だけでは決めきれない場合は、応募してから最終契約するまでの間に判断するというのも一つの手ではないかと思います。

また、在宅ワークを始めて間もない時だと、在宅ワークに不慣れで、仕事選びのコツもつかめていない状態であるため、あまり稼げない仕事を選んでしまうことも多いかと思います。

稼げる仕事を選ぼう!といった内容でここまで述べましたが、在宅ワークの経験を積むことも大事なので、

始めから高収入の仕事を狙うよりは、始めのうちはあまり稼げなくても仕事に慣れることを優先し、お仕事をどんどんこなしていくのも大いにアリだと思います!

初めてのお仕事は在宅ワークの仕事がどのようなものか慣れるためにも、単発、短期の仕事を選ぶのも良いかもしれませんね。

もし仕事選びに失敗してあまり稼げない長期の仕事を受けるとダメージが大きくなってしまうので…。

在宅ワークの仕事の経験を積み、仕事選びにも慣れていけば、しだいに稼げるようになるので、焦らず仕事探しに取り組みましょう!

 

在宅ワークの探し方についての続きは下記の記事をご覧ください。

就活,パソコン,履歴書
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