今年も4/19より、チキンタツタが発売開始されました!
そこで、過去に発売されたチキンタツタの種類にはどのようなものがあったのか、チキンタツタの歴史や歴代のメニュー、チキンタツタ関連のサイドメニューを振り返っていきたいと思います。
もくじ
チキンタツタの歴史・歴代メニュー一覧
現在は期間限定で発売されているチキンタツタですが、いつ頃誕生し、これまでどのような変化を遂げてきたのでしょうか。
チキンタツタの種類や価格など、チキンタツタの歴史について振り返っていきたいと思います。
チキンタツタ
チキンタツタは、しょうが醤油の風味が香る鶏の竜田揚げパティに、千切りした多めのキャベツとクリーミーかつ少し辛味のあるチキンタツタ専用のマヨネーズソースを合わせ、オリジナルのスチームバンズでサンドした一品です。
特にバンズは生地を一つ一つ手作りし、店舗で蒸しており、そのふんわりとしているのにしっかりとした食感はファンも多いのだとか。
チキンタツタは1991年4月に期間限定商品として初登場し、1992年から2004年までの間はレギュラー商品として販売されていました。
しかし2004年には、鳥インフルエンザの影響もあって販売中止となってしまいます。
チキンタツタ復活、期間限定販売に
そんな中、2008年9月実施されたオリコン調べの「復活してほしいファストフードメニューランキング」にてチキンタツタは1位を獲得し、多くのファンが復活を熱望していることが明らかになりました。
その影響から、2009年に実施された「NIPPON ALL STARS」(毎年の期間限定商品や過去のレギュラー商品の中で好評だった日本オリジナルの人気商品を、期間限定で販売するプロモーション)の第三弾にチキンタツタが登場し、期間限定で5年ぶりの販売が実現しました。
この時、マクドナルド渋谷店での午前10時半からの先行販売開始時には、250人の行列ができるほどの話題になりました。
また販売期間中で販売されたチキンタツタ(単品 300~320円)は好評のため予定の1.5倍の売れ行きとなり、
当初9月25日~10月15日販売の予定が、パティやバンズなどの資材の在庫状況等を考慮して5日前倒しの10日に販売終了となるほどの人気ぶりでした。
その間、16日間の全国での販売数を時間に換算すると、1秒で約10個という驚異的なペースの売れ行きとなり、チキンタツタの人気を証明する結果となりました。
発売期間前倒しとなったお詫びとその人気への感謝として、チキンタツタは同年12月中旬から翌年1月上旬までの間にも再販されることになりました。
また翌年2010年5月中旬~6月下旬にも「マクドナルドの日本の味」キャンペーンとしてチキンタツタ(単品300~320円)が販売され、
その後も、チキンタツタはほぼ毎年のように期間限定で販売されるようになりました。
チキンタツタ 和風おろし
チキンタツタ誕生から20年目の2011年には、8月12日~9月上旬、さらに同年12月16日~2012年1月上旬にもチキンタツタ(単品 300~320円)が再び期間限定販売され、
そして上記12月からの期間には、通常のチキンタツタとは一味違う新しいチキンタツタ、チキンタツタ 和風おろし(単品 320~340円)も誕生。
通常のチキンタツタに、大根おろしに柚子の風味を加えた「和風おろしソース」を使用し、さっぱりとした和風テイストになっています。
チキンタツタ和風おろしは、翌年2012年、さらには2013年と2015年にも、チキンタツタとともに期間限定で販売されました。
チキンタツタ わさびタルタル
2012年にはチキンタツタ(単品 300~340円)とチキンタツタ和風おろし(単品 320~360円)が2012年12月10日~12月下旬に販売された他、
同年4月20日~5月中旬にはチキンタツタ(単品 300~340円)とともに、新メニューとしてチキンタツタ わさびタルタル(単品 320~340円)が発売されました。
おなじみのチキンタツタに、クリーミーなわさび風味のタルタルソースを合わせた、ツンとした爽やかさが特徴の一品となっています。
ポークタツタ
2013年にはチキンタツタ(単品 300~340円)、チキンタツタ和風おろし(単品 320~360円)とともに、ポークタツタ(単品 310~350円)が新たに誕生し、5月31日~6月下旬の間に発売されました。
チキンタツタ誕生以来、タツタシリーズ初のパティの変更となり、グリルしたポークパティとオニオンジンジャーソースを使用し、しょうが風味でさっぱりと仕上げた新しい味わいとなっています。
チキンタルタ
2016年には販売されなかったチキンタツタシリーズ。
そんな中、2017年には新たなチキンタツタが誕生し、チキンタツタ(単品 380円)とともにチキンタルタ(単品 380円)が2月8日~3月初旬に期間限定販売されました。
たまごのタルタルソースをあわせ、チキンのパティとこってり濃厚なタルタルの新しい味わいが絶妙な一品となっています。
また、タツタシリーズの販売に合わせてチキンマックナゲットのソースも誕生。
チキンタツタの味を再現し、醤油と生姜のすりおろしをあわせたしょうが醤油ソースと、チキンタルタの味を再現した、オニオンやピクルスの入ったタルタルソースが期間限定で登場しました。
凄チキンタツタ、凄チキンタルタ
2018年にはチキンタツタが誕生以来初のリニューアルを遂げることに。
昨年誕生したチキンタルタとともに値段はそのままにリニューアルされ、新商品として凄チキンタツタ(単品 380円)と凄チキンタルタ(単品 380円)が誕生し、2月7日~3月初旬に期間限定販売されました。
凄チキンタツタは、バンズとパティはそのままに、一方でチキンタツタ専用のソースは卵黄を1.5倍に増やし、さらに濃厚になって“凄”チキンタツタに生まれ変わりました。
昨年初登場したチキンタルタも、タルタルソースのたまごを1.5倍に増やし、よりリッチでたまごの白身の食感と卵黄のコクを一層感じられる凄チキンタルタに進化しました。
また、昨年と同じく「しょうが醤油ソース」「タルタルソース」の2種のチキンマックナゲットソースもタツタシリーズと合わせて販売されました。
チキンタレタ
2019年には新たにチキンタレタ(単品 390円)が誕生し、昨年史上初のリニューアルを遂げたチキンタツタ(単品 390円)とともに、2月13日~3月上旬に期間限定発売されました。
チキンタレタは、チキンタツタにコチュジャンとにんにくをきかせた甘辛いチキンタレタ特製のタレとホワイトチェダーチーズを合わせ、チーズタッカルビをイメージして作られました。
甘辛いタレとチーズのマイルドなうま味の絶妙なバランスを楽しめる1品となっています。
また、タツタシリーズの販売に合わせてチキンタレタの味を再現した新たなチキンマックナゲットのソース、うま辛チーズソースも誕生。
以前も登場した、チキンタツタの味を再現し、醤油と生姜のすりおろしをあわせた「しょうが醤油ソース」ととともに、タツタシリーズと合わせて期間限定販売されました。
チキンタツタめんたいチーズ、ごはんチキンタツタ
2020年には新たにチキンタツタ めんたいチーズ(単品 390円)が誕生し、通常のチキンタツタ(単品 390円)とともに、2020年5月13日~6月下旬に期間限定発売されました。
チキンタツタのパティにコクのあるピリ辛の明太マヨソースとまろやかなホワイトチェダーチーズを合わせた、革新的な新商品となっています。
そして夜マックには2019年2月に新発売された「ごはんバーガー」から、チキンタツタのバンズを香ばしい醤油風味のごはんに変えたごはんチキンタツタ(単品 440円)が新作として登場し、タツタシリーズと合わせて期間限定販売されました。
さらにサイドメニューとして、生姜醤油が香る一口サイズの鶏の竜田揚げ、ひとくちタツタ(単品 200円)も新登場しました。
チキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル
2021年には、チキンタツタの初登場から30周年を記念して、人気青春漫画「タッチ」とコラボレーションし、
甘酸っぱい青春の味をヒントに新たにチキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル(単品 420円)が誕生し、2021年1月27日~2月下旬の期間に限定発売されました。
爽やかな瀬戸内産レモンをミンチにして加え、たまごやたまねぎ、ピクルスも入った具材たっぷりのタルタルソースをチキンタツタに合わせた爽やかな一品となっています。
この新商品はごはんバーガーにもなり、ごはんチキンタツタ 瀬戸内レモンタルタル(単品 470円)として、昨年誕生したごはんチキンタツタ(単品 440円)とともに夜マックに登場。
バンズの代わりに、100%国産米を使用しふっくら炊き上げた、香ばしい醤油風味特製のごはんを使っています。
また、サイドメニューとして、一口でタツタの気分が楽しめる「ひとくちタツタ」(単品 220円)も昨年に引き続き期間限定で再登場します。
シン・タツタ 宮崎名物チキン南蛮タルタル
2022年のチキンタツタは、「ウルトラマン」とコラボレーションしており、
新たにシン・タツタ 宮崎名物チキン南蛮タルタル(単品 420円)が誕生し、おなじみのチキンタツタ(単品 390円)とともに、2022年4月20日から期間限定発売されます!
たまごと食感の良いたまねぎやピクルスが入った濃厚タルタルソースと、米黒酢を使用した南蛮たれを使用し、宮崎名物チキン南蛮をイメージした商品となっています。
また、タツタシリーズの販売に合わせたサイドメニューとして、今年はシン・タツタと合わせてシン・マックフィズシリーズが誕生!
青森県産のふじりんご果汁(果汁1.3%)を使用したさわやかな炭酸ドリンクであるマックフィズ 青森県産ふじりんご(単品250円)と、それにソフトクリームをトッピングしたマックフロート 青森県産ふじりんご(単品310円)、
熊本県産のすいか果汁(果汁1.2%)を使用したさわやかな炭酸ドリンクであるマックフィズ 熊本県産すいか(単品250円)と、それにソフトクリームをトッピングしたマックフロート 熊本県産すいか(単品310円)の4種類のドリンクがサイドメニューとして登場します。
さらに今年はチキンタツタに合わせたサイドメニューとしてシャカシャカポテトも加わり、
ガーリックの旨みと、唐辛子と黒胡椒がスパイシーなシャカシャカポテト レッド&ブラック ダブルペッパー(ポテト単品価格+30円)も合わせて登場します!
ゆず香る おろしチキンタツタ
今年、2023年のチキンタツタは、「ワンピース」とコラボレーションしており、
新たにゆず香るおろしチキンタツタ(単品 460円)が誕生し、おなじみのチキンタツタ(単品 420円)とともに、2023年4月19日~5月下旬(予定)まで期間限定発売されます!
ゆず、すだち、かぼすの3種の柑橘と角切りの大根を加えたザクザク食感のおろしフィリングに、一味がアクセントのたまり醤油マヨソースを加えた、さっぱりとした一品となっています。
この新商品はごはんバーガーにもなり、ごはんチキンタツタ ゆず香るおろし(単品 510円)として、ごはんチキンタツタ(単品 470円)とともに夜マックに登場します。
また、タツタシリーズの販売に合わせたサイドメニューとして、今年はマックフィズとシャカシャカポテトシリーズが登場します。
淡い水色で波をイメージした爽やかなヨーグルト味の炭酸ドリンクであるマックフィズ なみ色ヨーグルト味(単品270円)と、それにソフトクリームをトッピングしたマックフロート なみ色ヨーグルト味(単品340円)がドリンクとしてラインナップ。
そして、ポテトと相性抜群のバターだけでなく、隠し味のチーズと醤油が旨みを引き立てるシャカシャカポテト じゃがバタ(ポテト単品+40円)も期間限定で登場します。
まとめ
30年前の1991年に誕生したチキンタツタですが、過去にはレギュラー商品だったというのは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
鳥インフルエンザの影響もあって一旦販売中止となってしまいましたが、ファンの声から期間限定販売商品として復活し、毎年食べることのできる商品となりました。
そして歴代のチキンタツタについて見てみると、ポークのパティのタツタあり、和風のおろしソースが定着した時期やタルタル系ソースが定着した時期もあり、また、ピリ辛系のソースを使用した商品もありました!
今年のチキンタツタはおろしフィリングを使用しており、和風おろし系の路線のようですね。
また、最近は瀬戸内レモンタルタル、宮崎名物のチキン南蛮といったご当地感のあるコラボの他、タッチにウルトラマン、今年のワンピースのような、人気コンテンツとのコラボも最近の傾向にあるようです。
ちなみに、過去にはサイドメニューでチキンタツタシリーズと合わせたチキンマックナゲットのソースが合わせて発売されていましたが、
近年は代わりにミニサイズのひとくちタツタやシャカシャカポテト、マックフィズ・フロートがサイドメニューとして登場しているようです。
今も昔もファンに愛され続けるチキンタツタ。これから先も続けて発売されることを望みつつ、新商品の新たなチキンタツタの味の可能性も試してみたいと思います。
※秋の限定商品である月見バーガー、冬の限定商品であるグラコロ、春の限定商品であるてりたまの歴代メニューはこちら↓
※歴代マックフルーリーの一覧はこちら↓
参考:マクドナルド公式ホームページ、ニュースリリース