今年も9月4日から、月見バーガーが発売しますね!
そこで過去の月見バーガーの種類や関連のサイドメニューにはどのようなものがあったのか、月見バーガーの歴史を振り返っていきたいと思います。
もくじ
歴代月見バーガーの種類と関連商品一覧
9月上旬から10月上旬にかけて期間限定で発売される、秋の定番として愛されている月見バーガー。
いつ頃誕生し、これまでどのような変化を遂げてきたのでしょうか。
種類や価格、月見関連のサイドメニューなど、月見バーガーの歴史について振り返っていきたいと思います。
月見バーガー
月見バーガーは1990年に誕生した商品で、たまごとジューシーな100%ビーフパティに、スモーキーなベーコンをプラスし、
月見バーガーのために開発されたクリーミーなオーロラソース(ケチャップ入りマヨネーズタイプのソース)が特徴で、香ばしいゴマつきバンズでサンドした一品です。
日本オリジナルの商品で、「秋の定番」として現在も愛されている商品です。
開発の背景としては、バーガーに入っていると嬉しい人気食材を調査したところ、たまごが人気という結果になり、そこからたまごを使ったバーガーの開発が始まったそうです。
その結果、たまごの黄身を月に見立てて、日本ならではの「お月見」の季節感を取り入れた『月見バーガー』が誕生しました。
ちなみに「冬の定番」であるグラコロは月見バーガー誕生の2年後、1993年に誕生し、
「春の定番」であるてりたまは1996年に誕生しています。
※「冬の定番」グラコロと「春の定番」てりたまの歴代メニュー一覧はこちら↓
チーズ月見バーガー
チーズ月見バーガーは、月見バーガーにとろーりとしたチェダーチーズを加えた、ボリュームたっぷりの一品です。
こちらは月見バーガー誕生から8年後の1998年に誕生しました。
ダブル月見バーガー
チーズ月見誕生から10年後の2008年には、
チーズ月見バーガーにビーフパティがもう1枚加わったダブル月見バーガー(単品330~350円)が誕生しています。
こちらは17時からの夜限定メニューとして販売されました。
定番メニューである2種の月見、月見バーガー(単品250~270円)、チーズ月見バーガー(単品270~290円)についても同時期に発売されていました。
大月見バーガー
2010年には、発売20年目を迎える月見シリーズの記念商品として、大月見(だいつきみ)バーガー(単品380~390円)が誕生しました。
通常の月見バーガーのビーフパティの約2.5倍にあたる1/4ポンドビーフパティ、
そこにベーコン、チェダーチーズを2枚ずつ加え、月見バーガーの味わいとボリューム感をより楽しめる一品となっています。
大月見バーガーはここから3年間続いて発売されました。
また、2010年も通常の月見バーガー(単品270~290円)、チーズ月見バーガー(単品290~310円)が同時に発売されています。
チキンチーズ月見
2013年には月見バーガー(単品310~360円)とチーズ月見(単品340~390円)、大月見(だいつきみ)バーガー(単品450~480円)のラインナップに加えて、
チキンチーズ月見(単品360~410円)が初登場しました。
月見シリーズ初となる、チキンパティを使用した新商品で、
クリスピーなチキンに、スモーキーなベーコンを2枚プラスし、チェダーチーズとオーロラソースを加えた、ボリューム感たっぷりの新しい月見となっています。
きのこ月見
2014年には新メニューとしてきのこ月見(単品399円・税込み)が発売されました。
3種のきのこ(まいたけ、ひらたけ、エリンギ)とオニオンをソテーして加えた、秋らしい「月見」となっています。
この年は他にも定番の月見バーガー(単品339円・税込み)、チーズ月見(単品369円・税込み)、そしてチキンチーズ月見(単品389円・税込み)も発売されました。
そしてこの年から月見シリーズに合わせたサイドメニューの発売も開始。
サイドメニューとして、玄米を使用したお米の食感ときのこの芳醇な香りが楽しめるきのこリゾットボール(2個入り199円・税込み)、
そして上品な抹茶ソースを使用したマックフルーリー 抹茶オレオ®(276円・税込み)が9/3より発売されました。
※歴代マックフルーリー全48種類の一覧はこちら↓
北海道シリーズ
2015年には月見シリーズの新商品として、
北海道チェダーチーズをサンドした北海道チーズ月見(単品370円・税込み)、チキン月見北海道チーズ(単品380円・税込み)の2つのメニューが登場しました。
北海道チェダーチーズは、北海道の生乳で作ったナチュラルチーズを原材料としており、
「月見バーガー」のたまごとオーロラソースに合うように新しく開発された、まろやかなうま味と芳醇で濃厚な風味が特徴のチーズとのことで、
北海道チェダーチーズは原料チーズ中、北海道産ナチュラルチーズを60%以上使用しているそうです。
この他に通常の月見バーガー(単品340円・税込み)も販売された他、サイドメニューにはもちもちチーズボール(2個入り150円・税込み)が新登場しました。
まろやかなチーズソースを粗くつぶしたもち米で包み、あられを衣に香ばしく揚げた、優しい味わいと食感を楽しめるメニューとなっています。
満月チーズ月見
月見バーガー発売25周年を迎える2016年には、
月見シリーズの新商品として、満月のように丸い形の淡い黄色のスチームバンズと、
まんまるのベリーハムが特長の満月チーズ月見(単品390円・税込み)が誕生しました。
バター風味と生クリームのやさしい味わいのバンズに、ベリーハムの旨味のある塩気と、とろけるチーズ、クリーミーなトマト風味のオーロラソースが絶妙にマッチした商品で、
満月をイメージし、まんまるな形のかわいい見た目にとことんこだわったそうです。
この他には定番の月見バーガー(単品340円・税込み)と、チーズ月見(単品370円・税込み)もラインナップにありました。
そして2016年のサイドメニューは和をテーマにしており、
さわやかなゆずの香りの炭酸ドリンクマックフィズ ゆず(単品250円・税込み)と、
ソフトクリームを加えたマックフロート ゆず(単品310円・税込み)がドリンクとして登場。
そしてマヨネーズに明太子のピリ辛のアクセントが効いた、シャカシャカポテト 明太マヨ(ポテト単品価格+30円・税込み)も登場し、
セット買いができる「秋セット」も販売していました(下記画像)。
月見マフィン
2017年は、バーガー、サイドメニュー共に昨年2016年と同じ値段・ラインナップに加え、新たに月見史上初となる朝マック商品、月見マフィン(単品330円・税込み)が誕生しました。
月見バーガーの具に、バンズの代わりにイングリッシュマフィンでサンドした商品で、開店~午前10時30分までの朝限定商品として発売されました。
金の月見バーガー
2018年には金の月見バーガー(単品390円・税込み)が新たに登場しました。
バターが風味の金色のバンズと、金色の厚切チーズの味わいに、月見ソースが絶妙にマッチしたこだわりの一品とのことです。
この年でも定番の月見バーガー(単品340円・税込み)チーズ月見(単品370円・税込み)、
そして昨年登場した朝マック商品月見マフィン(単品330円・税込み)も健在。
サイドメニューとしては、国産巨峰果汁(1%)を使用した炭酸ドリンクマックフィズ巨峰(単品250円・税込み)とマックフロート巨峰(単品310円・税込み)が、
秋を感じるドリンクとして、金の月見バーガーとあわせて新登場しています。
黄金の月見バーガー
2019年は、昨年の金の月見バーガーがさらに進化し、黄金の月見バーガー(単品390円・税込み)として新登場しました。
金の月見と比べると、黄金バンズのバター感がアップした他、ベーコンが厚切りとなり、リッチ度が増して食べ応え充分の一品となっています。
定番の月見バーガー(単品340円・税込み)、チーズ月見(単品370円・税込み)、朝マック商品の月見マフィン(単品330円・税込み)も合わせて登場。
そして月見シリーズ初のパイの商品、あんことおもちの月見パイ(単品150円・税込み)が誕生しました。
粒感のあるあんこと、やわらかいおもちをサクサクのパイで包んだ商品とのことで、お月見にぴったりの商品となっています。
他のサイドメニューとしては、国産の黄金桃果汁(1%)を使用した炭酸ドリンクマックフィズ黄金桃(単品250円・税込み)とマックフロート 黄金桃(単品310円・税込み)」や、
松茸の香りと芳醇な鰹だしの味わいに香ばしい醤油のコクが合わさったシャカシャカポテト 松茸香るだし(ポテト単品価格+30円・税込み)もあり、
サイドメニューの充実度もさらに進化しました。
濃厚ふわとろ月見
2020年は、濃厚ふわとろ月見(単品390円・税込み)が新たに誕生しました。
「濃厚ふわとろ月見」は、とろとろのスクランブルエッグ風フィリングを加えてふわもち食感のバンズでサンドした新商品。
そして定番の月見バーガー(単品340円・税込み)にチーズ月見(単品370円・税込み)の他、
朝マック商品である月見マフィン(単品330円・税込み)と、バーガー・マフィン計4種類がラインナップ。
サイドメニューも豊富で、デザートは去年に続いて月見パイ(単品150円・税込み)に、
さらに新商品マックフルーリー®月見(単品320円・税込み)が登場!
わらびもちを使った和風テイストの商品で、柔らかなわらびもちに、濃厚な黒みつソースとソフトクリームが相性抜群な商品だそうです。
※歴代マックフルーリー全48種類の一覧はこちら↓
さらに、ごま油の香る、海老の天ぷら風味のシャカシャカポテト® 海老の天ぷら味(ポテト単品価格+30円・税込み)に加え、
ドリンクでは、巨峰のさわやかな炭酸ドリンクマックフィズ®巨峰(単品250円・税込み)とマックフロート® 巨峰(単品310円・税込み)の2種類も登場します。
濃厚とろ~り月見
2021年には、濃厚とろ~り月見(単品420円・税込み)が新たに誕生しました。
2020年の濃厚ふわとろ月見のスクランブルエッグフィリングとは違い、
今年の濃厚とろ~り月見はチーズソースを加えることでとろ~り感を演出し、濃厚なチーズの味わいが存分に楽しめる商品となっています。
月に見立てたタマゴと、つなぎの入っていないジューシーな100%ビーフパティにスモークベーコンをのせ、クリーミーで濃厚なトマト風味のトマトクリーミーソースで味付け。
そしてチェダーチーズなどが入ったとろ~りとろける濃厚なチーズソースを加え、チーズ風味のふわもち食感の新バンズでサンドした一品となっています。
月見シリーズのそのほかのラインナップとしては、
朝マック商品である月見マフィン(単品330円・税込み)と、定番の月見バーガー(単品340円・税込み)、チーズ月見(単品370円・税込み)はもちろん、
今年もサイドメニューが豊富で、デザートは去年に続いてあんことおもちの月見パイ(単品150円・税込み)と月見マックフルーリー®(単品320円・税込み、9/15(水)発売)がある他、
さらに新商品として、和三盆きなこ味の月見マックシェイク®(Sサイズ130円・税込み)が登場!
国産の和三盆糖ときなこを使用したシェイクは、上品な優しい甘さと香ばしいきなこの香りを楽しめる、秋限定のシェイクとなっています。
さらに、シャカシャカポテト® 柚子七味マヨ(全てのセットに+30円・税込み)味が期間限定で新登場。
七味(金ごま、唐辛子、焼のり、アオサ、山椒、生姜、陳皮)に柚子胡椒がピリッとしたアクセントとなり、さらにマヨネーズ風味の濃厚なおいしさがポテトを引き立てる一品となっています。
こく旨すき焼き月見
2022年には、こく旨すき焼き月見(単品440円・税込み)が新たな月見バーガーとして誕生しました。
去年までのふわとろ系の路線とは違い、今年はすき焼きをコンセプトとしている新しい感じの商品となっています。
月見バーガーにチーズと牛肉と野菜の旨味を感じる甘辛いすき焼きフィリングを加え、ふわふわ食感の新バンズでサンドした、たまごと一緒にすき焼きの味わいが楽しめる一品です。
そして今年の月見シリーズのそのほかのラインナップとしては、
朝マック商品である月見マフィン(単品340円・税込み)と、定番の月見バーガー(単品360円・税込み)、チーズ月見(単品390円・税込み)はもちろん、
今年もサイドメニューが豊富で、デザートは去年に続いてあんことおもちの月見パイ(単品150円・税込み)がある他、
さらに新商品として、安納芋のスイートポテト味の月見マックシェイク®(Sサイズ140円・税込み)と栗のモンブランの月見マックフルーリー®(330円・税込み)が登場!
月見マックシェイクは、鹿児島県産の安納芋の芋蜜を使用したスイートポテト味のシェイクで、安納芋の自然な甘みを楽しめるクリーミーな味わいとなっています。
月見マックフルーリーは、濃厚な栗の風味を感じられるマロンペーストを配合したソースとケーキのふわふわ食感を楽しめる栗風味のスポンジケーキが入った、モンブランケーキのような味わいを楽しめる商品となっています。
さらに、チキンマックナゲットに新しいソース、柚子七味ソースが期間限定で新登場。
七味と柚子が香りピリッと爽やかな味わいの、かつおだしが利いた醤油ベース味の和風ソースで、
和のテイストでチキンマックナゲットを味わえる、秋の月見のシーズンにぴったりな商品となっています。
七味香る 牛すき月見
2023年には、七味香る 牛すき月見(単品520円・税込み)が新たな月見バーガーとして誕生しました。
去年に続いて、今年もすき焼きをコンセプトとしている商品となっています。
月見バーガーにチーズと甘辛く煮た牛肉、ピリッと七味の香る牛すきフィリングを加え、ふわもち食感のバンズでサンドした一品です。
そして今年も月見シリーズのそのほかのラインナップとして、
朝マック商品である月見マフィン(単品380円・税込み)と、定番の月見バーガー(単品420円・税込み)、チーズ月見(単品450円・税込み)が登場。
今年のサイドメニューも、デザートは去年に続いて月見パイ(単品180円・税込み)がある他、
さらに新商品として、長野県産シャインマスカットの果汁を1%使用したフルーティな味わいのマックシェイク® 長野県産シャインマスカット(Sサイズ190円・税込み)が登場!
さらに、チキンマックナゲットに、柚子胡椒のピリッとした辛みとまろやかなマヨをあわせた柚子胡椒マヨソースが期間限定で新登場しました。
芳醇ふわとろ月見
2024年には、芳醇ふわとろ月見(単品520円・税込み)が新たな月見バーガーとして誕生し、
9月4日~10月下旬(予定)まで発売されます。
去年までの牛すき路線からは変わり、2020年の濃厚ふわとろ月見のような、ふわふわ卵を用いたものに近い路線に戻ってきました。
月見バーガーに、ブラックペッパーやガーリックの旨みがアクセントの、バター香る風味豊かなふわとろ食感のスクランブルエッグ風フィリングを加えて、ふわもち食感のバンズでサンドした一品となっています。
そして今年も月見シリーズのそのほかのラインナップとして、
朝マック商品である月見マフィン(単品400円・税込み)と、定番の月見バーガー(単品440円・税込み)、チーズ月見(単品470円・税込み)が登場。
今年のサイドメニューは、デザートは月見パイがリニューアルし、
つぶつぶのあんことやわらか食感の餅にきなこクリームを加えた、きなこもちとあんこの月見パイ(単品190円・税込み)が登場。
さらにこの秋限定の新商品として、コクのあるカスタードの風味とほのかなカラメル味のマックシェイク® カスタードプリン味(Sサイズ190円・税込み)が誕生!
さらに、チキンマックナゲットは、去年に引き続き柚子風味のソースが登場。
爽やかな柚子の香りと七味の風味、ピクルスと七味の彩りがきれいな、柚子七味タルタルソースが新登場しました。
まとめ
歴代の月見バーガーについてまとめてみると、年々どんどん豪華になってきているように感じました。
とはいえ定番の月見バーガー、チーズ月見バーガーに加え朝マックの月見マフィンを残しつつ、それらに加えて新しい月見を毎年のように誕生させているというパターンが定着しているようですね。
ふわふわたまごや牛すき風味のフィリングを加えたりと、見た目は豪華になってきていますが、
価格帯は2014年あたりからは2020年までさほど変わらなかったものの、コロナの影響か2021年からはどんどん値上がりしていますね…。
そして定番の月見バーガーに関しては2008年には250円で、2014年以降と比べると100円近く高くなっていますね、いつの間に…!
2014年からは月見メニューに合わせたサイドメニューも登場し、ますます月見に力を入れてきているなぁという印象です。
また、ここ最近はテレビCMやTwitterのキャンペーンにも力を入れている様子がうかがえます。
今年の月見も豪華路線で、今から食べるのが楽しみであるとともに、次はどのような「新しい月見」が誕生するのか、来年の月見バーガーにも期待したいと思います。
※同じく期間限定販売であるグラコロ、てりたま、チキンタツタの歴代メニュー・関連サイドメニューはこちら↓
※歴代マックフルーリー全種類の一覧はこちら↓
参考:マクドナルド公式ホームページ、ニュースリリース