仕事探しをする際には、ハローワークで求人を検索したり、転職サイトに登録したり、アルバイトの場合はタウンワークやバイトルなどのサイトや求人情報誌を利用することが多いかと思います。
しかし、同じ方法で探したとしても、在宅ワークの求人はなかなか見つからないですよね。ここでは在宅ワークの探し方について具体的に紹介したいと思います。
もくじ
在宅ワークを紹介する求人情報サイト
在宅ワークには、在宅ワークを専門に紹介している求人情報サイトがあります。
ここでの「在宅ワークの求人情報」とは、サイトにもよりますが「家でできる仕事」という幅広い意味で使っていることも多く、業務委託や出来高制の求人以外にも、時給制のものや雇用契約を結ぶものも含まれる場合があります!
在宅ワークを集めた求人サイトとしては、まずよく使われるものとして、クラウドソーシングサイトと呼ばれるものがあります。
クラウドソーシングサイトで探す
クラウドソーシングサイトとは、まず会員登録をして、サイト上で募集されている案件を探し、応募できるサイトです。
在宅ワークを探すには避けては通れないものであり、様々なサイトがあります。
ここでは私が使ったことのあるクラウドソーシングサイトについて良い点、悪い点も含めて紹介していきたいと思います。
ママワークス
主婦向けのサイトですが、未婚の方や男性も会員登録できます。
在宅ワークの求人紹介サイトですが、時給制の求人の掲載も多数あります。しかし同時に、専門的なスキルや経験が必要な仕事の掲載率も多めです。
業務委託のみならず、正社員、派遣、アルバイトといろいろな形態の仕事があったり、何と言っても時給制の仕事の掲載が多いのは珍しく、とても魅力的です。
求人情報を見ていて、条件の良い魅力的な仕事は非常に多いのですが、私は必須のスキルや経験がなくて諦めることも多いです(笑)
根気よく探せば、自分にもできる条件の良い仕事に巡り合えるかもしれませんので、とりあえず登録してみることをオススメします。
シュフティ
こちらも主婦向けの、在宅ワーカーと企業とのマッチングサイトです。
ママワークスよりは専門的なスキルの必要ない仕事が多い印象で、事務作業系の仕事が多めです。単価はやや低めの求人が多いように感じます。
こちらはママワークスとは違い、業務委託・出来高制の仕事がほとんど(全てかも?)です。
アンケートや口コミ投稿などの、単価が安くてその場の一回きりですぐ終わる、「タスクタイプ」という仕事の形もあります。
こちらは報酬は少ないですが、選考の必要がなく、応募すればその場ですぐに取り掛かることのできるタイプの仕事で、空き時間にちょこっと稼ぐには便利です。
タスクタイプの例として、「車の購入についての質問をあるサイトで投稿する」「結婚指輪を買った店と指輪の口コミ投稿」といったものをしたことがありますが、空き時間に書いて、車は150円、指輪の方は500円くらいの報酬になりました。
時給換算すると得だったのかどうかはわかりませんが、楽しんでできますし、知識が増えたりして役に立ちました(笑)
タスクタイプの仕事には様々なものがありますが、難しいテーマのものは無理にせず、自分に書けそうなものを見つけた時だけ挑戦すればよいのではないかと思います。
一方「プロジェクトタイプ」の仕事は、普通に仕事に応募する時のように、応募した人の中から選ばれる必要があります。
応募の際は応募コメントを書く必要があるのですが、求人情報主はそのコメントを見て仕事を依頼する相手を決めるので、今までの経歴や業務できる日時、パソコン環境などを詳しく記入したり、文章を十分に練って、相手にやる気や業務スキルをアピールする必要があります。
プロジェクトタイプの仕事には単発の仕事の他にも「継続発注あり」マークのついているものがあり、こちらは一回きりの仕事でなく継続発注の可能性のある仕事です。
この「継続発注あり」の求人が多数あるのはシュフティの特徴であり、長期の仕事を希望する方は是非「継続発注あり」の求人を狙ってみることをオススメします!
応募人数や時間想定単価(1時間あたりの単価、時給換算した金額)の記載もあるので参考にしながら仕事を選べるのもポイントです。
※ただし、仕事の速さには個人差がありますし、時間想定単価は必ずしも自分に当てはまるものではないので注意しましょう。
一つ注意点があり、シュフティでお仕事をすると、報酬を貰う際には報酬額から10%をシステム利用料として差し引かれます。
また、換金して口座振り込みを行う際にも振込手数料(550円)が必要になります。
※ただし、振り込みは自分のタイミングで可能です。振り込むまではシュフティ上に報酬を貯めておくことができ、換金期限もないため、ある程度の額が貯まった時にまとめて換金を行うことができます。
これらの点はデメリットとなりますので注意しておきましょう。
在宅ワークス
単価の良い仕事が多いことを売りにしている会員登録制のサイトです。
仕事内容は文章や記事作成などのライティングが多めで次にデータ入力、たまにテープ起こしもあります。
実際に使ってみて、確かにすごく単価の低い仕事は少ないように思います。
ただ、求人がとても少なく(10~20件程度)、応募してもなかなか採用にならないことが多いので、他の求人サイトと併用して使うことをオススメします。
仕事に応募する際にはいくつかの質問に回答したり、簡単なテストを受ける必要があります。
テストは少し面倒ですが、テストの内容を見たり実際にやってみることで、仕事内容がどのようなものか理解できるため、仕事選びの際に役立ちます。
また、仕事に応募してからその仕事が終わるまでの間、不採用の場合でも通知がこないので(辞退者が出た時のためにそのような仕組みになっているそうです)、そこは若干やりづらさを感じます。
こちらのサイトでは、報酬額が500円以上貯まると現金を銀行振り込みまたはAmazonギフト券に換金できる仕組みです。手数料は取られませんでした。
会員登録はとても簡単で、すぐに仕事に応募することが可能です。
登録していると新しい仕事の募集がある時にはメールでお知らせが来ますし、とりあえず会員登録はしておくと良いサイトだと思います。
クラウドワークス
最大手のクラウドソーシングサイトです。テレビCMなどで目にしたことのある方も多いかもしれません。
流石最大手のサイトで、膨大な量の求人があります。また、クラウドワークスにもシュフティと同じく、タスクタイプの求人があります。
しかし膨大な仕事の中から希望通りの仕事を探すのがなかなか大変で、私はあまり利用していません(笑)
データ入力等簡単な仕事の場合だけかもしれませんが、単価の低い仕事も多く、また単価が高すぎるようなちょっと怪しい求人も多い印象でした。
私はうまく活用できなかったので詳しくはご紹介できませんが、有名なサイトですので、使ってみた感想を少しだけお伝えしました。
求人情報が多いのは魅力的なポイントですし、上手く活用できれば仕事探しの心強い味方になるのではないでしょうか。
クラウドワークスと同じく有名なクラウドソーシングサイトとしては、「ランサーズ」もよく名前を聞きますので、一度見てみるのも良いかもしれません。
また、クラウドワークスもランサーズも、シュフティと同じく手数料が必要な点には注意しましょう。
クラウドソーシングサイトの注意点
最後に、クラウドソーシングサイトを使う際の注意点についてお伝えします。
それは、求人募集主の情報が少なく信頼できる相手か分かりにくい点です。
リクナビ、マイナビなどの転職サイトとは違い、在宅ワークのクラウドソーシングサイトは求人募集主の会社名、住所などが記載されていない場合が多いです。
とはいえサイトの方でもチェックはされているようですし、今まで使っていてお給料がきちんと支払われなかったなんてトラブルはありませんでしたので、そんなに心配する必要はないでしょう。
ただ、たまに他と比べて明らかに高報酬な怪しい求人募集を見かけることがあります。注意するべき点については今後の記事で詳しくお伝えしたいと思いますが、高すぎる報酬の求人情報には注意しておきましょう。
まとめ
今回ご紹介したクラウドソーシングサイトについて、簡単にまとめてみました。
サイトごとに求人情報の特色やシステムが違いますので、自分に合ったサイトを見つけて仕事探しに上手く活用しましょう!
在宅ワークの探し方についての続きは下記の記事をご覧ください。